【桶川宿】明治から今も残る矢部家とは?

中山道沿いには桶川宿が繁栄していた頃に建てられ、現在でもその姿を残している住宅が存在します。

それらの住宅は国登録有形文化財に登録されており、大変貴重な建物なんです!

今回はそれらの住宅を見ていきましょう!

目次

矢部家住宅

今回、紹介するのがこちらの矢部家住宅です

桶川駅東口から徒歩約10分のところにあります。

ドッシリと構えた見事な外観が印象的ですね。

矢部家住宅

矢部家は屋号を「木半」(木嶋屋半七)といい、主には穀物問屋を営んでいました。(中略)
  中山道に面した土蔵造りの店蔵は、矢部家第六代当主の五三郎氏(安政4年~大正9年)が明治38年に建てたものです。桁行5間、梁間3間、黒漆喰塗りの重厚な構えで、棟札には川越の「亀屋」(重要文化財)建築などに係わりの深い大工や左官の他、地元の大工、鳶が名を連ねています。(後略)

引用:埼玉県桶川市Okegawa City Official Website

つまり、矢部家は木半っていうお店の名前で穀物を仕入れて売る仕事をしていたんだね

明治38年は1905年だから、建てられてから117年(2022年現在)も経過していることになります

そんなに時間が経っているのに、くたびれた感じがせず、威風が健在です

建物自体が動き出しそうな、そんな雰囲気がしますね

また、気になった言葉として「黒漆喰塗り」という言葉がありました
どのような塗り方なんでしょうか?

黒漆喰は、純白の漆喰に墨、「松煙(しょうえん)」や「油煙(ゆえん)」などのを入れ黒く仕上げる工法で、数ある左官工法の中でも非常に難しい仕上げです。(後略)

引用:近畿壁材

難しいとされている黒漆喰塗りだからこそ、重要文化財建築などに係わりの深い大工や左官など
腕のいい職人さんが集められたんだね!

当時はもっと黒かったと想像すると、当時の外観を見てみたくなりました。

今度、街中で黒漆喰塗りの建築物を探してみたいと思います!

まとめ

名称矢部家住宅
住所埼玉県桶川市寿2丁目1-10
その他外部は一般公開されていますが、内部は公開されていません。
見学時はご配慮をお願いします。

情報は掲載時のものであり、現況とは異なる場合がございます

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