【おもしろい!】中山道桶川宿を端から端まで歩いてみた:その1

桶川には貴重な歴史的価値があるのですが、何かご存知でしょうか?

それが「桶川宿」です。名前は知っている方は多いと思います。

筆者も桶川に住んできましたが、桶川宿について詳しく調べたことはありませんでした。

そこで、今回は、中山道桶川宿を端から端まで歩いてみました。

この記事を通じて桶川って歴史の観点から見ても魅力的な街なんだなと思っていただけたら嬉しいです

一緒に見ていきましょう!

目次

中山道桶川宿とは?

そもそも中山道とはどこの道を指すのでしょうか?

提供:熊谷市教育委員会

中山道は古くは東山街道と呼ばれた。1601年(慶長6年)に江戸幕府により宿駅・伝馬制度が整備された5街道の1つで、日本橋から京都三条大橋までの約532km、69宿(草津と大津の宿は東海道と重複)の行程であった。(後略)

引用:熊谷デジタルミュージアム

なるほど!中山道は江戸時代に江戸の日本橋と京都の三条大橋を結ぶ街道のことを言っていたのですね


江戸時代に使っていた道を今は自動車が走っているのって何だか不思議な気持ちだなぁ

埼玉県内だと他には蕨、浦和、大宮、上尾、鴻巣、熊谷、深谷、本庄も経路になっていたみたいです

ちなみに、江戸時代の人は一日に40kmほど歩いていたようです、すごい

そんな中山道の日本橋を出て6番目に位置していたのが桶川宿ということですね

江戸を出発した人々が「この辺で休憩する?」と言って泊まっていった場所、今で言うサービスエリアみたいなものなのかな

今の桶川宿

さて、歩いていきましょう


桶川駅東口を出て、10分ほど歩いたところにある「桶川宿手洗い処」前には案内板が設置されています

この看板のベージュ色の部分が江戸時代の桶川宿の地域です

今回はこれを頼りに右から左に進んで行きたいと思います

1.松山街道の道しるべ

まず、スタート地点である「松山街道の道しるべ」に来ました。

こちらは桶川小学校の敷地内にありました。公道に面しているため、校内に入らなくても見ることが出来ます

(前略)江戸時代、当時100万人都市江戸の食糧流通の拠点として、神田多町の青物市場と日本橋小田原町の魚市場が整備されていきました。この道しるべは、日本橋本小田原町の魚市場の人々が箭弓稲荷神社への参拝の目印として建てたといわれています。これを物語るかのように、この道しるべには「松山以奈り道(魚)本小田原町」と刻まれています。「以奈り」とは「稲荷」の当て字で、魚の字が図案化されたとてもユニークな道しるべです。

引用:埼玉県桶川市 Okegawa City Official Website

日本橋の魚市場の人たちがわざわざ箭弓稲荷神社(東松山市)まで参拝しに行く時の目印になっていたのか!

さらに、この道標をよく見てみると

「松山以奈り道(魚)本小田原町」と刻まれていました!

江戸時代に刻まれた文字が令和の時代になっても読む事ができて、さらに意味が伝わることに感動します

続いて、ゆうちょ銀行のある方向に歩いていきましょう

2.木戸跡(上)

すると、中山道と交差する交差点があります

右折すると中山道

ここからも若干見えていますが、ここには木戸跡(上)があります

桶川宿の町並みには、宿場への出入り口としての役割を果たす木戸が設けられていました。この木戸は宿場の両端に設けられており、京側(鴻巣宿方面)が「上の木戸」、江戸側(上尾宿方面)が「下の木戸」と呼ばれました。(後略)

引用:埼玉県桶川市 Okegawa City Official Website

江戸時代はここに門があって桶川宿の入り口としての役割を担っていたんだね

形は変わるけど、今もこうして残されていることに、桶川宿があったことを後世に伝えていこうという
気持ちが感じられて嬉しくなりました

近くの方がおっしゃっていたのですが、この木戸跡(上)は、前は今の花屋さんの場所にあったそうです。

さて、ここからは中山道を上尾方向に進んでいきましょう

3.レンガ蔵

木戸跡(上)から3分くらい上尾方面に歩くと、歩道橋が見えてきます。

この歩道橋の足元を左折すると突如として現れるのがレンガ蔵です

おお、この場所だけ世界観が違いますね、すごくおしゃれです。

レンガ一つ一つの色が違う建物はなかなか見たことないなと思いました。

ヒビが入っている箇所もあり歴史を感じます。

こちらは文化財には指定されていないようですが、昔からある建築物として、今も存在しています。

回り込もうとしたのですが、レンガになっているのはこの部分だけで、中に入れたりなどは出来なそうでした

中山道に戻り、向かい側に渡って、歩くと、右手に大雲寺への入り口が見えます。

4.大雲寺

キレイに手入れされた道を進んでいくと、大雲寺があります。

時の流れがゆっくり進むような、穏やかな気持ちになりました

お掃除がされていてとてもきれいでした

地域に根付いている雰囲気がして、とても心が落ち着きました

快く、写真撮影の許可も出していただきました、お優しかったです。

中山道桶川宿を端から端まで歩いてみた:その2 に続く

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